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実録・英語しゃべれない男が外資系に転職して英語を勉強する話(9ヶ月経過)

およそ9ヶ月前に某日系メーカー企業から、某外資系IT企業へ転職した。

当時のTOEICベストスコアは835点とそこそこだけど、まったくしゃべれないという典型的な日本の高等教育が生んだドメスティック人材だった。

そんな私が色々試した英語勉強法を紹介しつつ、その効果を主観的にレビューしようと思います。

 

リーディング強化

転職してから数日で「一番できないのはスピーキングだけど、一番必要な英語力はリーディング」だと早々に気づかされた。幸か不幸か、英語での会話やミーティングをする機会はあまりないが、英語のメールはバンバン来るし、英語の資料を読まなきゃいけないことも多い。読むスピードが遅いと仕事にならない。ということで最初に着手したのはリーディングだった。

そして、私は学生時代にTOEICの勉強は熱心にやっていて文法は問題ないと思っていたので、必要なのはとにかく多読だと考えた。

 

  • 興味のあるニュースサイトをRSS登録してひたすら読む(おすすめ度☆5つ)

私はIT系が好きなので以下のようなサイトを色々試した。The VergeとかBusiness Insiderは結構好き。他に試した中で割とおすすめなのは、TechCrunch、Engadget、CNet、ZDNet、Mashable、Fortune Tech、GeekWire など。

当然全てをRSSに登録したら一晩で未読が1,000件超えてしまうので、2つか3つでいいと思う。興味のない英文を読むのはあまりに苦痛なので、タイトルだけザザッと見て興味なければ飛ばす、興味があれば本文を読む、を繰り返し1日5〜10エントリーくらい本文まで読んでる。

大体iPhoneで読んでるのでわからない単語はその場で調べる。Chromeには「Weblioポップアップ英和辞典」という神がかった拡張機能を入れてるので、PCで読んでる時もすぐに調べられる。わからなかった単語はOneNoteに書き留めて、単語帳にする。1日数回、スキマ時間でその単語リストを見返す。

この一連の方法は効果あったと思う。リーディング力は4ヶ月目くらいから割と「おれ読めてるな感」が実感できるようになってきた。

しかしニュースサイトの英語は文法的にもキレイだから読みやすい。実際に仕事で出会うメールやプレゼン資料は文法がブロークンだったり、謎の略語が出てきたり、意外と実ビジネスシーンのほうが難易度が高いと気づいた。

 

  • 英文小説を読む(おすすめ度☆1つ)

J・D・サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を試したが、リーディング強化目的としてはお勧めではない。ニュースサイトのほうが勉強としては適してる。美しい文学的表現よりも、実践的なビジネス用語に触れるほうが血肉となる。

 

 

リスニング強化

意外と一方的に英語の説明を聞くシーンが多い。説明を聞いた上でわかってないもんだから業務上差し支える。こちらもなかなか改善が急務となった。

 

  • 1日1本TEDを見る(おすすめ度☆4つ)

 これは今一番頑張ってるやつ。効果も実感している。TEDの中で短いもの(10分以内)を選ぶ。テーマは敢えて選ばない。選んでると1日1個どれ見ようかと選ぶのが大変になってくる。

動画を見るときは、1回目は字幕なし、2回目は字幕あり(ここでわからない単語は調べて文章ひとつひとつ丁寧に意味を読解していく)、その上でさらに何回も繰り返し字幕なしで見る。なんて言ってるか知ってる状態なので、結構聞き取れるようになって面白さすら感じる。繰り返し聞くことが前提なので短いものを選んだほうがよいわけです。

 TED: Ideas worth spreading

 

  • 海外ドラマを英語字幕で見る(おすすめ度☆2つ)

これは良くない。というか字幕を読むというリーディングのトレーニングなのではないか?という気持ちになる。シャーロックは面白いがクソ早口なイギリス英語なので、完全に字幕リーディング大会と化す。字幕不要のハイレベルイングリッシュラーナーにはいいのかもね。ちなみにNetflixは英語字幕対応。英語字幕がないサービスもあるので注意。

 

  • NHK Podcastを毎日聴く(おすすめ度☆2つ)

こちらも今のところイマイチ効果なし。歩きながらできるので今でも通勤中にやってるが、とにかく集中できない。再生ボタンを押し、歩き始めた瞬間違うことを考え始め気付いたら終わってるなんてこともよくある。

聞き取れない呪文を15分集中して聴くなんて不可能だ。しかも字幕もないから答え合わせができない。もう少しハイレベルな方、集中すれば聞き取れるレベルの方にはいいトレーニングなのかも。最近は北朝鮮のニュースが多い。

NHK ラジオポッドキャスト | NHK WORLD RADIO JAPAN News

 

 

スピーキング強化

正直こちらは勉強法模索中。というか毎日話すしかない、ということになるだろう。

 

  • 瞬間英作文(おすすめ度☆3つ)

まったくしゃべれない人には良いと思う。よく「正しい文法でしゃべろうとしすぎるな」というアドバイスがあるが、正しい文法で話すトレーニングは必要だと思う。私もこれを2冊くらいやって英語をしゃべることにちょっと慣れてからDMM英会話に挑戦した。が、まあそんなに時間をかけてやるものではないかな。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

 

  • DMM英会話(おすすめ度☆5つ)

約半年続けたが、これは一定の効果あり。普段全く英語を喋らないし最初は結構緊張してたが、1回25分とは言え、内容はくだらない映画や音楽や旅行の話だとは言え、「英語を話す」という行為を習慣的に行うことで、外国人と話すことに慣れたというだけでも大いなる価値がある。日常会話ならなんとかできるという自信を与えてくれた。

 ただし、ビジネス会話の練習には残念ながら全くならないので、半年後に退会。Skypeの友達リストが外国人ティーチャーだらけになりました。

DMM英会話

 

ライティング強化

ライティングは何もしていない。実務での英文メールがトレーニングになってる状態。困ったら検索である。

強いて言うなら、『ビジネス英語ライティング・ルールズ』という本を読んだ。マニアック?な、英文法の解説をしてて面白かった。セミコロン(;)の使い方とか…。

ビジネス英語ライティング・ルールズ (日経文庫)

 

まとめ

現時点での自己評価は、リーディングはだいぶ改善された(今でもメールの意味がわからず何度も読み返すことはあるけど)。リスニングとスピーキングはまだまだ。GABAとかCoco塾とか、ビジネス系英会話を検討中。

英語の勉強は時間がかかるので必要に迫られる前からやっておきたいものだが、必要に迫られてからのほうがよっぽどはかどるので、英語ができるようになりたいなら英語が必要な環境に自分を追い込むしかない。つまり外資系に転職してみよう。

 

 余談だが、この本はおもしろい。日本における英語教育について。「英文を分解し、和訳し、精読する」トレーニングは重要だ、というのが著者のスタンス。

英語と日本語のあいだ (講談社現代新書)

英語と日本語のあいだ (講談社現代新書)