ハンパな夢のひとカケラのブログ

デタラメな夢を好き勝手ばらまきます

外資系社員向け、確定申告のやり方解説 (vestされた自社株とふるさと納税)

2021/02/13 一部加筆修正を行いました。

--

f:id:ogata08:20210219130512p:plain

毎年苦労する確定申告、自分用にメモを残します。

 

外資系IT企業に務める私は、会社からボーナス代わり自社株(外国株)を受け取る、いわゆるストックオプションをもらうのだが、これはお金でもらう給料やボーナスと違い、海外本社から付与されるために源泉徴収の対象ではなく、自分で確定申告をしなければいけない


ちなみにこの株は、もらってもすぐに売れる権利があるわけではなく、数ヶ月・数年かけて売却権利を分割して渡される (Vestされる)もので、いわゆるRSU (Restricted Stock Units、制限付き株)と呼ばれるタイプのものだ。これはVestされたタイミングで確定申告をしなければいけない
※あと、売却して利益が出た時も確定申告必要だけど、私がまだそれをやったことないので、このブログでは触れない。(これをやるのが面倒だから売れない)

 

そして、上記で確定申告をする必要があるために、ふるさと納税した分も確定申告しなければいけない。(確定申告する必要がある人は、ふるさと納税のワンストップ特例制度が使えなくなり、自分で寄付額を申告しないといけない)

  

事前準備

  1. 会社が社員に対して提供している「vestした株の履歴」を入手する。日付・数量・その日の株価情報が必要。 (うちの会社は親切にも、vestした日付・数量・その時の株価 をExcelで提供してくれるが、他の会社がどうかは知らない)
  2. 各vestされた日の円ドル換算レート (通称TTM) のデータを取得する。以下のみずほ銀行のものが定番。
    ヒストリカルデータ | みずほ銀行 で、日次データ (CSV・データ期間 2002年4月1日~) をダウンロードする
  3. 上記の1と2を使って、vestされた外国株を日本円換算して合計する。

    株価 × 株式数 × 円ドル換算レート(TTM)  をExcelで計算すればOK。
    ※上述の通り、株価と円ドル換算レート (TTM)は、vestされたその日のレートで。毎日違うので手抜きしちゃダメ。

     

手順

事前準備ができたら申告書の作成。e-Taxから。 【確定申告書等作成コーナー】

 

↓↓↓

 

提出方法は3つあるが、「印刷して提出」を選ぶ。マイナンバーカードを持っていないし、ID・パスワード方式を有効にするには役所に行かなければいけない。一度行けばその後の人生が少し楽になりそうなのでいつか行きたいところ。

f:id:ogata08:20200125150253p:plain

 

↓↓↓

 

作成する申告書は「所得税」。RSUは所得として申告します。

f:id:ogata08:20200125150212p:plain

 

↓↓↓

 

青の「給与・年金の方」を選ぶ。ここでWebページのデザインが変わるところがお役所らしい。

f:id:ogata08:20200125150511p:plain

 

↓↓↓

 

2021年2月13日現在、この画面は表示されなくなった模様。給与所得について。ポイントは「給与の支払者 (勤務先)は2か所以上」を選ぶこと。普段給料をもらっている日本法人と、RSUを受け取っている米国本社は別だから。

f:id:ogata08:20200126101210p:plain

 

↓↓↓

 

日本法人からもらっている給与の分は「書面で交付された年末調整済みの源泉徴収票の欄に入力する。(画面上)

海外本社からもらっているRSUの分は「書面で交付された年末調整済みでない源泉徴収票の欄に入力する。後者は源泉徴収票はもらっていないので違和感を感じるがこれで正しい。(画面下)

f:id:ogata08:20200126101550p:plain

 

↓↓↓

 

さて、今回の一番大事なやつ、vestされたRSU分の入力について説明。「年末調整済みでない源泉徴収票の入力」をクリック。
※ちなみに、親切にも「外貨建てのストックオプションなどの収入の入力例」という案内があるが、少ししか役にたたない。

 

上記の「事前準備」にて計算した数字を、
「各社が社員に対して提供しているvestした株の履歴」
を事前に入手しておく。その時の株価情報も必要。 (うちの会社は親切にも、vestした日付・数量・その時の株価 をExcelで提供してくれるが、他の会社がどうかは知らない。)

加えて、各vestされた日の円ドル換算レート (TTM) を確認。どうやら、みずほ銀行のデータを使うのが定番らしい。
ヒストリカルデータ | みずほ銀行 > 日次データ (CSV・データ期間 2002年4月1日~) をダウンロードする


株価 × 株式数 × 円ドル換算レート(TTM)  をExcelで計算する。
※上述の通り、株価と円ドル換算レート (TTM)は、vestされた時点のもの

これを「支払金額」の項目に入力する。その他の項目 (源泉徴収額とか) はゼロで。支払者の住所や名称は海外本社のほうを書く。アルファベットなので省略しないと書けないケースが多いと思うけど多分それで大丈夫。

 

↓↓↓

 

続いて、ふるさと納税
ここにも書いてある通り、確定申告をする人はふるさと納税のワンストップ特例が使えないので、自分で寄付額を申告しないといけない。その証明書も提出必要だ。

f:id:ogata08:20200125150914p:plain

 面倒だけど、1つ1つ入力する。まとめて入力する方法もあるようだけど、ガイドの説明が不十分だったので、全て1つずついれた。

難しいところは大体こんなところだろう。

 

↓↓↓

 

不足分の納付はコンビニQR納付が最も簡単で、余計な手間がかからないという結論。
クレジットカード払いやネットバンキングなどあるが、事前手続きが必要で面倒くさい。

 

おしまい。ちゃんと義務を果たし、お金を稼ごう。

 

生涯投資家 (文春文庫)

生涯投資家 (文春文庫)